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2010 年 7月 30 日
ブリュッセル時間 午前 11:32
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ICT
   
 

革新性、創造性、技術的専門性、企業家精神に牽引されるフランダースの情報通信技術(ICT)企業は、欧州のみならず世界のICT業界を牽引しています。ICT企業は、フランダースのオープンなビジネス文化の中で、未来のテクノロジーを開発するためのハイテク環境を活用することができます。企業、研究機関、ナレッジセンターが集積する創造的な環境の下、それぞれのニッチ領域で大きな成果を生み出しています。 

ブロードバンドビジネス、ワイヤレス、衛星通信、あるいはロジスティクスやヘルスケア、銀行、メディアその他の産業向けICTアプリケーションの開発など、フランダースにはICT分野に関わるあらゆる企業の持続可能な成長を促進する切り札がすべて揃っています。

フランダースが選ばれる7つの理由

1. ブロードバンド、ワイヤレス、衛星通信分野のイノベーター
2. 幅広いハイテクアプリケーションの第一人者
3. ナノエレクトロニクスにおいて世界をリードする独立研究機関
4. イノベーションへの継続的な注力
5. 世界的に認められる人的資本
6. ICTビジネスを積極支援する事業環境
7. ベルギー・フランダース政府貿易投資局・・・事業開始、拡大の支援

1. ブロードバンド、ワイヤレス、衛星通信分野のイノベーター

多くの技術分野において、フランダースはイノベーションの最初の波をとらえてきました。例えばフランダースは1990年代に欧州で初めて全人口をカバーするブローバンドネットワークのインフラを整備し、それをベースとしてブロードバンド関連サービスの専門能力を開発しました。さらに、その専門性を衛星に広げ、後には無線通信にも拡大しました。フランダースには現在、大小様々な規模の企業が数多くあります。いずれも各分野における世界的リーダーで、専門とする技術のニッチマーケットで世界標準を確立しています。

ご存知ですか・・・

アントワープにあるアルカテル・ルーセント(Alcatel-Lucent)社のベル研究所は、同社の重要な研究センターのひとつです。DSLやPONはこの研究所で開発された技術です。

米国企業のサイエンティフィック・アトランタ(Scientific Atlanta)社は、EMEA(欧州・中東・アフリカ)地域本部をフランダースに置いています。コルトレイク(Kortrijk)にあるEMEA本部は、デジタルビデオ信号処理のエクセレンスセンターにもなっています。

ルーヴェン(Leuven)に拠点を置くオプション(Option)社は、ワイヤレス・データ通信のソリューションで急成長を遂げている世界的リーダーです。オプション社は2008年、インテル社のモバイルインターネットデバイス向けに、世界最小にして最速の高速パケットアクセス(HSPA)埋込みモジュールを発表しました。

 

2. 幅広いハイテクアプリケーションの第一人者

未来に不可欠な専門技術能力とフランダースならではの企業家精神がひとつになり、多くの企業が最先端のアプリケーションを続々と開発しています。特にロジスティクスやテレマティクス、電子識別、電子ヘルス、電子バンキング、電子メディアなど様々な業界にソリューションを提供しています。

ご存知ですか・・・

TomTom傘下のテレアトラス(Tele Atlas)は、デジタル地図の世界的リーダーです。正確で豊富な最新のデジタル地図データとダイナミックコンテンツは、世界の携帯ナビゲーションシステムの55%に使用されています。

ブリュッセルのZetes Industries社は、モノや人の自動識別の付加価値ソリューションとサービスにおける欧州トップ企業です。2005年にコンゴ民主共和国で行なわれた選挙では、国連が同社のソリューションを採用し、2,500万人以上の有権者が登録しました。

フランダース企業のClear2Pay社は、銀行や金融機関から支払い業務を受託しています。2007年には、紙ベースの小切手から電子小切手への移行を円滑に進めるための大型契約を米国連邦準備銀行と結びました。

ルーヴェンにあるアイトロニクス(Eyetronics)社は、ハイテク3Dスキャンソリューションのエキスパートとしての地位を確立しています。同社のソリューションは現在、ハリウッドの映画製作やハイクオリティのコンピューターゲームに多用されています。

 

3. ナノエレクトロニクスにおいて世界をリードする独立研究機関 -IMEC

フランダースには、マイクロエレクトロニクス、ナノエレクトロニクス、ナノテクノロジー、ICTシステムの設計と技術分野において欧州有数の独立研究機関であるIMECがあります。IMECは業界のニーズを3~10年先取りする研究を行なっています。世界トップの統合型デバイスメーカー、機器、マテリアルのサプライヤー、システムハウス、コンピューターによる設計自動化(EDA)ベンダーが、IMECでの研究に参加しています。

ご存知ですか・・・

IMECの産業提携プログラム(IIAP:IMEC’s Industrial Affiliation Program)は、次世代テクノロジー共同開発において最も成功している国際的パートナーシップモデルとして世界的に認められています。IMECは、サブ32nmプロセス技術と3Dインテグレーションの分野でIIAPを提供しています。

世界55ヶ国の研究者が働くIMECは国際性豊かな研究機関です。IMECのスタッフの35%がベルギー以外の国籍を持つ外国人です。

マイクロエレクトロニクスのトップ企業もIMECの研究開発プログラムに参加しています。2007年と2008年には、AMIセミコンダクター、エルピーダメモリ、アムコア(Amkor)、NEC、インテル、STマイクロエレクトロニクスなどの企業と新規にパートナーシップを結んでいます。

1984年の設立以来、IMECから多くのテクノロジー企業がスピンオフし、成功を収めています。最近の例では、Essensium、Gemidis、PowerEscape、Phorovoltech、XenICs、Septentrioなどが挙げられます。

 

4. イノベーションへの継続的な注力

フランダースはイノベーションを重視しています。これは他の様々な産業にも当てはまりますが、ICTの場合は特に顕著です。政府はイノベーション奨励の重要な役割を担い、国際的なネットワークやパートナーシップの確立、幅広い業界のエクセレンスセンターの設立などを通して、革新的な製品、ソリューション、サービスを開発する理想的な環境を創出しています。政府は、小中高、大学での新たな学習方法も開発しています。さらに、持続的なイノベーションのための柔軟な法的措置、税制上の優遇措置の設置も目指しています。

イノベーションを促進するには、新技術の証明試験を実施するための資金援助が不可欠です。IWT(フランダース科学技術イノベーション促進機構: Institute for the Promotion of Innovation by Science and Technology in Flanders)は、革新的な製品や技術のための研究を行う企業に助成金や補助金を交付する政府機関です。IWTはフランダース企業だけでなくフランダースに拠点を置く外国企業に対しても支援を提供しています。

ご存知ですか・・・

中小企業も大企業も、R&DプロジェクトにIWTの支援を直接受けることができます。中小企業には、イノベーションの調査とプロジェクトを対象とした特定のプログラムも用意されています。

IWTは2006年、公的機関との決定に基づき、約2億5,000万ユーロをプロジェクトの助成に割当てました。この金額は約1,600件のプロジェクトに向けられました。

フランダースに拠点を置くSarnoff Europe社は、2004年にIWTプロジェクトに参加しました。プロジェクトに参加したことでSarnoff Europeのような小規模の会社には調達が難しいダイレクトシリコンアクセス(DSA)サービスを無料で使えるようになり、プロトタイプを開発することが可能になりました。

 

5. 世界的に認められる人的資本

テクノロジーは人によって作られます。革新的なアイデアやコンセプトを考え出すのも人です。人が研究をし、化学技術産業を発展させ、世界経済の全プレーヤーに付加価値をもたらす次世代のテクノロジーとアプリケーションを開発します。フランダースは、ITとテクノロジー関連産業における優れた人的資本で世界に知られています。フランダースにおけるエンジニアリング訓練プログラムは世界最高水準です。さらに、フランダースの人々は多言語に堪能で、他の文化に対する高い感性と寛容の精神を持ち合わせています。これらは、今日の世界経済においてビジネスを行なう上で欠かせない能力です。

ご存知ですか・・・

フランダースの教育制度は世界的に高い評価を得ています。このことは、近年の経済協力開発機能(OECD)の調査でも確認されています。2006年の学習到達度調査PISAで、フランダースの15歳の学生は、科学、数学、読解力で優秀な成績を残しました。

フランダースが誇る2大学(ゲント大学とルーヴェン大学)は、国際的に際立つビジネススクール、ブレリック・ルーヴェン・ゲント経営大学院(Vlerick Leuven Ghent Management School)を共同で設立しました。この経営大学院は、英国の『エコノミスト』誌が選ぶ世界トップ25大学にランクインしています。

オデュッセウス・プログラム(Odysseus program)は、国際的に知られる優れた研究者にフランダースの大学での独立した研究職を提供するものです。トップレベルの研究者や高い潜在能力を持つ研究者には、フランダースの受け入れ教育機関のポストが用意され、相当額の研究開始資金が支給されます。

 

6. ICTビジネスを積極支援する事業環境

フランダースは、企業のICT部門またはテクノロジー企業にメリットのある環境を創出する切り札をすべて揃えています。多くの国際的調査でも明らかなように、フランダースは直接投資で欧州トップレベルの地域です。そのカギは、事業の立ち上げや拡大、R&D、その他様々な活動を支援する多くの優遇税制にあります。それに加え、フランダースの不動産価格は欧州でも最低水準で、これらの要因が外国企業を誘致する環境を創出しています。

さらに、中小のハイテク企業が多数進出することから、フランダースはあらゆる種類のテクノロジークラスターとプラットフォームに理想的な地域となっています。産学間の緊密な連携は、フランダースのイノベーションをさらに育む絶え間ない努力において決定的な役割を果たしています。

ご存知ですか・・・

フランダースに拠点を置く企業は、事業目的やニーズに応じた税制上の優遇措置を受けることができます。最近のハイライトとして、概念上の利息控除、出資登録料の廃止、EUの親子会社指令の条約国への拡大適用、二重課税防止条約に関する施策などが挙げられます。

フランダースでは、企業は特許収入の80%を課税純利益から控除することができます。この新しい優遇措置により、フランダースは欧州の中でも税制面で有利な地域となっています。 

フランダースには多くのハイテク企業が進出し、多様なナレッジクラスターを育てる環境が生まれています。これらのクラスターの存在により、デジタル信号処理、マルチメディア、グラフィックコミュニケーション、ゲーム、テレマティクスの分野に参入する企業はスムーズにスタートを切ることができます。

IBBT(ブロードバンド技術学際研究所)は、ICT全般のほか、特にブローバンド技術のアプリケーションの研究を行なっています。IBBTの研究から生まれたアプリケーションは、電子医療、交通とロジスティクス、ニューメディア、電子政府など様々な分野で見ることができます。

 

7. ベルギー・フランダース政府貿易投資局・・・事業開始、拡大の支援

ベルギー・フランダース政府貿易投資局(FIT)は、フランダースでの事業の開始または拡大を検討する外国企業にサポートを提供しています。経験豊富で多言語に堪能なスタッフが、欧州有数の経済圏であるフランダースに効率的かつ効果的に進出できるよう支援します。FITは世界95ヶ所にオフィスを構え、世界中どこからでも迅速な支援を提供できる体制を整えています。また、フランダース全土に活発なネットワークを有し、フランダースの現地情報もきめ細かく提供しています。

ご存知ですか・・・

・・・FITは、個々の企業に最適なロケーションの選定を支援します。

・・・FITは、ナレッジ&コンタクトセンターとして貴社を総合的に支援します。

・・・FITは、助成金や支援策に関する有益な情報を提供します。

・・・FITは、法的要件の準拠を支援します。


更新日 02/07/2010 |  この記事を印刷する |  この記事を送信する トップに戻る
 
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