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2012 年 2月 07 日
ブリュッセル時間 午後 11:06
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内陸水路網
   
 

内陸水運は未来のための輸送手段です。水路という切り札を考えれば、その結論におのずと到達するはずです。

広範なネットワーク

フランダースの航行可能な内陸水路は総延長1,375kmに及び、そのうち1,076kmは産業水路として利用されています。これらの数字は、世界で最も高密度の河川・運河網のひとつに相当します。道路網とは対照的に内陸水路の輸送能力には現在でもかなりの余裕があり、増加が予想される道路交通量の一部を内陸水運にまわすことで、輸送能力全体の改善を図ることができます。

高いアクセス性

フランダースの内陸水路は、欧州の主要な通商ルートの交差点、南北軸の中心点、そして東西軸の起点に位置しています。さらに、フランダースの全企業の80%が航行可能な内陸水路から10km以内の距離にあります。道路と水路のまさにインターフェースとなる波止場の建設により、延べ3万kmにわたる欧州の内陸水路網へのアクセスもより一層簡便化しています。

環境保全

1,350トンのバージ船の燃料消費量は、トラックの4分の1から7分の1程度です。内陸運航のバージ船なら、5リットル足らずの燃料で1トンの貨物をゆうに500kmは輸送することができます。

低コスト

内陸水運のインフラは集中的に利用されているため、鉄道や道路輸送に比べてはるかに低コストです。インフラ1kmあたりで約350万トンの貨物が内陸水路で輸送されています。

多用途

内陸水路網の利用者層は多岐にわたります。多目的に利用できるため、コストは幅広い利用者で分担することができます。内陸水路網は輸送手段として利用されるほかにも、レクリエーション、給水、治水、洪水対策、水力発電などにも活用されています。

スピードと定時運行

内陸水運は「遅い」輸送手段と思われがちですが、輸送量を考慮すると、全く違った様相が見えてきます。アントワープからリエージュまで24時間足らずで5万トン以上の貨物を輸送することができるのですから、他の輸送手段と比較しても迅速な輸送手段と言えるでしょう。スピードだけでなく信頼性も高く、ビジネスにとって重要な到着時刻を正確に予測することが可能です。

安全性

危険物の輸送量は増加の一途をたどっていますが、内陸水運の安全性に変わりはありません。その理由のひとつは、旅客輸送と貨物輸送がほぼ完全に切り離されていることです。また内陸水運用のバージ船は、非常に厳格な要件を満たす専門船舶です。さらに船長は十分な訓練を積んでおり、特殊貨物の輸送に関する再訓練研修にも定期的に参加しています。

先端技術

最新の内陸運航バージ船の船橋を一目見れば、今日の内陸水運で情報通信技術が果たしている役割の大きさに驚かされることでしょう。携帯電話、水上での無線インターネットアクセス、GPRSと高速データの利用、電子航海図など、ありとあらゆる装置が使われています。内陸水運は公的機関とともに、欧州のさまざまな河川情報サービス(RIS)プロジェクトの重要なパートナーとなっています。

イノベーションとスケールの拡大

内陸水運では投資と技術革新が進んでおり、新しいタイプの貨物に対応する船舶が開発されています。ベルギーではこの数年、1ヶ月に1隻のペースで新型の内陸水運用バージ船の試運転が行なわれており、それと同時に旧型船の近代化も進められています。過去10年間に内陸水運用バージ船の隻数は減少していますが、載貨重量トン数は増加しています。ドライ貨物用バージ船の性能は8年前より20%向上し、タンカーは約7年前より平均して18%大型化しています。

プロに徹する船長

高水準の内陸水運を支えているのは、スキルとトレーニング、そして再訓練研修です。船長と乗組員は、危険物の取扱い、ライン川など交通量の多い水路での航行に関する規則を熟知しています。トレーサビリティと品質保証における「適正製造基準」を満たす内陸水運貨物も増加しています。

(出典:Promotion Inland Navigation Flanders http://www.binnenvaart.be


更新日 25/02/2010 |  この記事を印刷する |  この記事を送信する トップに戻る
 
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