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2010 年 9月 09 日
ブリュッセル時間 午後 11:39
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ゲント港
   
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ゲント港は総面積3,291ヘクタールで、海面区域(運河とドック)511ヘクタールと、陸地区域2,780ヘクタールに分かれています。

シーカナル(海洋運河)と港湾ドック周辺に多様なロジスティクス企業、産業が進出しています。ローデンハウズドックドック(Rodenhuizedok)、メルカトルドック(Mercatordok)、シファードック(Sifferdok)、南(Zuiddok)・中央(Middendok)・北(Noorddok)ドックを備えるグロートドック(Grootdok)はいずれも、ゲント港に入港可能な最大船舶(8万DWT)を収容することができます。

産業、流通、ロジスティクス

ゲント港は、ハンブルク港(ドイツ)とルアーブル港(フランス)の中間点に位置する近代的な中規模多用途港です。2006年の貨物取扱量は約4,280万トン(海上輸送貨物2,510万トン、内陸水路輸送貨物1,770万トン)でした。

ゲントの主力産業は乗用車とトラックの生産および流通です。ボルボ・トラックス(Volvo Trucks)ボルボ・カーズ(Volvo Cars)、そしてホンダが現地工場を置き、ロジスティクスプロバイダーやサプライヤーが操業しています。組立工場周辺には自動車のコンポーネントやスペア部品を製造する企業も進出しています。

大手鉄鋼メーカーはゲント港の施設を最大限に活かして、原材料を遠洋バルク船から製鉄所に直接荷揚げし、輸出用の鉄鋼製品は海洋船舶や内陸水路用バージ船に直接積み込んでいます。港湾には温湿度調整のできる鉄鋼品専用倉庫もあります。またスクラップについても、欧州有数のリサイクル・スクラップ企業がゲントにターミナルを置いています。

紙とパルプの生産、リサイクル、輸入、流通は、従来からゲント港の中心的な活動です。また、環境保全に配慮して伐採されていることを条件に、北欧や南北アメリカ、アジア、アフリカからの木材もゲント港に拠点を置く輸入業者を経由しています。ピート、木材チップ、ペレットなどが新たな取扱品目で、取扱量も堅調に増加しています。

バルク貨物

ゲントは穀物と農産物の分野でも欧州の主力港で、100万トンを超える保管能力を有しています。そのほか、石炭、鉱石、石油製品、鉱物、肥料、動物飼料などのバルク品も取扱貨物量のかなりの部分を占めています。

ゲント港は毎年、約350万トンの海輸農産ドライバルク品を扱い、保管能力は100万トンにのぼります。農産バルク、肥料、鉱物、固体鉱物燃料、鉄鉱石を合わせて、海輸貨物量の73.6%を占めています。

石油製品、化学品、液体肥料、植物油、果汁などの液体バルク品は280万トンを超え、海輸貨物量全体の11.3%に相当します。ゲント港は、液体バルク品専用の大型ターミナル3つ、さらに果汁用ターミナル2つを備えています。

一般貨物

一般貨物は総貨物量の15.1%を占め、大部分が通常貨物とブレークバルク貨物です。主な取扱品目は紙と鋼鉄ですが、木材もかなりの部分を占めています。ゲント港には温湿度調整のできる鋼製品倉庫のほか、各種一般貨物の専用ターミナルが数ヶ所にあります。

コンテナ船とRO-RO船の主要港

コンテナターミナルは船混みがなく、ロッテルダム、アントワープ、ゼーブルージュへの近海輸送と内陸水路の定期運行便の両方をスピーディにさばくことができます。RO-RO貨物便はスカンジナビア半島のヨーテボリとの間で毎日運航されているほか、スペイン、ポルトガル、英国、ノルウェー、ロシア、極東との間でRO-ROおよびLO-LO貨物便も定期運航しています。

海からのアクセス

ゲント港は、スヘルデ川(River Scheldt)西部に人工的に掘られたゲント‐テルノーゼン・シーカナル(Seacanal Ghent-Terneuzen)とテルノーゼン水門で北海とつながっています。載貨重量8万トンまでの船舶を受け入れることができます。

立地と内陸交通網との接続

絶好のロケーションと輸送インフラに恵まれたゲント港は、様々な物品の重要な流通拠点となっています。スカンジナビアとポルトガルを結ぶE17、フランスの海峡港湾とドイツのルール工業地帯を結ぶE34、イギリスからトルコまで伸びるE40、これら3本の欧州幹線高速自動車道がゲントで交わります。さらにゲント港の岸壁はいずれも、ゲント港操車場を経由して欧州の鉄道網に接続しています。また運河と河川は欧州の主要な内陸水路に通じています。

最先端の流通センター

ゲント港には、各品目専門の流通・ロジスティクスセンターが揃っています。これらの施設は、保管・物流サービスにとどまらず、商品の加工・再加工・組立までを行なう付加価値センターです。またゲント‐テルノーゼン運河の右岸にあるジョン・ケネディ工業団地(John Kennedy Industrial Park)には、国際的な流通・輸送関連会社が数多く進出しています。

新規開発プロジェクト

ゲント港はこのほど、クロイゼンドック(Kluizendok)に工業と物流のプロジェクト用地として400ヘクタールを開発しました。航行時間の短縮、全長4kmの埠頭、統合型コンテナターミナル、広大な用地、R4環状道路とのダイレクトリンク、完全共同一貫輸送など数々の利点を提供します。

さらに、クロイゼンドックの近くに80ヘクタールの積み換えのためのドライポート「リーム・ノース(Rieme North)」も開発しています。2010年操業開始の予定で、主として倉庫と物流業に使用されます。

ゲント・バイオエネルギー・バレー(Ghent Bio-Energy Valley)は、ゲント大学(Ghent University)、ゲント市(City of Ghent)、ゲント港(Port of Ghent)、東フランダース開発庁(Development Agency East-Flanders)のほか、バイオエネルギーの生産・流通・貯蔵・利用の分野でゲント地域に進出している多数の企業が参加するジョイントイニシアチブです。ゲント・バイオエネルギー・バレーは、研究開発、政策、ロジスティクス、広報の分野において、パートナー同士の共同プログラムやジョイントイニシアチブ、シナジー効果を通して、バイオ経済の発展を促進しています。

(出典:ゲント港 http://www.portofghent.be


更新日 04/08/2010 |  この記事を印刷する |  この記事を送信する トップに戻る
 
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