 |
|
欧州と世界を結ぶロジスティクス拠点
アントワープ港はヨーロッパ第2位、世界第4位の規模を誇る港です。2004年の国際貨物総取扱量は1億5,200万トンを超え(うち、インバウンド55%、アウトバウンド45%)、ヨーロッパ最大の運輸・流通拠点となっています。
アントワープ港の特長;
- ヨーロッパ基幹石油パイプラインのハブで、ヨーロッパ最大の化学工業地帯です。
- 300の定期船航路が運行、800以上の目的地に向けて年間1万4,000以上の航行があります。
- コンテナ貨物取扱量は年間700万TEUを超え、さらに増加中です。
- 一般貨物から特殊貨物まで、貨物取扱設備やロジスティクス関連施設をすべて提供します。
- ヨーロッパ最大の屋内倉庫(総床面積480万平方メートル)があります。
貨物取扱いの主要施設
2004年、アントワープ港には15,371隻の貨物船が入港し、貨物総取扱量は237,408,112トンに上りました。世界の貨物運輸状況をモーダル別に見ると、内陸水運27%、トラック輸送45%、パイプライン3%、鉄道貨物18%、積み換え輸送7%となっています。このような情勢に対応し、アントワープ港では、ヨーロッパ主要高速道路や北部の内陸水路網に直結したおよそ270kmの道路交通網、1,000kmの鉄道網、300kmのパイプラインが連絡して国内輸送ネットワークを構成しています。さらにブリュッセル国際空港の航空貨物集配施設へは45分の立地にあります。
保管倉庫と特殊貨物貯蔵庫
屋内倉庫の総床面積は480万平方メートル以上で、ヨーロッパの港湾設備としては最大規模を誇ります。保管倉庫は、多目的利用できる倉庫から特殊なものまで様々で、低温貯蔵庫だけでも137万2,000平方メートルもあります。さらに、アントワープ港では、自動車、穀物、陶土、石炭および鉱石、コーヒー、コンテナ、肥料、林産物、危険貨物、鉄鋼製品、生鮮品、プラスチック、砂糖、タンク貯蔵物資など、各種のターミナルが運営されています。ここでは輸出入貨物の取扱いとロジスティクスに関するすべてのサービスが利用できます。
欧州最大の化学工業地帯
アントワープ港には多国籍化学薬品企業の主要な設備があり、ヨーロッパ最大の化学薬品工場地帯となっています。主な進出企業には、BASF、バイエル、モンサント、クラレ、日本触媒などがあります。INEOS、バイエル、モンサントといった会社は、原料供給やロジスティクスなどの主要関連施設と直接やりとりできるよう、港内の共用敷地計画を履行しています。自動車産業については、港内のオペル(ゼネラルモータース)工場でアストラの製造を行っています。
コンテナ・ターミナルの拡張計画
アントワープ港では、2005年7月にデュールガンクドック(Deurganck Dock)の第1期工区が開業しました。この施設が全面開業した場合のコンテナ貨物取扱量は、年間700万TEUが見込まれています。これにより港全体の取扱量は従来の2倍近い年間1200万TEUに増加します。
デュールガンクドックの西側は、PSA Hesse-Noord Natieが運営するデュールガンクターミナル(Duerganck Terminal)となります。埠頭全長2,750メートル、広さはのべ200ヘクタールです。操業開始は今年の年末に予定され、2007年には全面稼動(400万個 TEU)の達成をめざします。
デュールガンクドックの東側は、埠頭全長2,470メートル、広さ126ヘクタールのアントワープゲートウェイ・ターミナル(Antwerp Gateway Terminal)です。P&Oポート運営の第1期工区は2005年に操業開始。最大取扱量は年間350万TEUが見込まれています。
|