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悠久の土地
ネアンデルタール人が現在のベルギーにあたる土地に狩りの獲物を求めて渡ってきたのは、今から約10万年のことでした。それから約8万年後に、現在の私たちと同じ新人類が出現。紀元前9世紀頃から、中石器時代人たちがこの土地で狩猟採集生活を始め、道具や器具を作るようになりました。紀元前2,600年を過ぎ新石器時代に入ると、農業や鉱業その他の活動が普及します。その後、ケルト人が渡来、遠く離れたギリシャとも交易を行いました。そのケルト人をローマ人が征服したのが、紀元前57年でした。
若い国家
しかし、ベルギーが1つの自立した国家となったのは1831年以来のことです。革命によって、それまで帰属していたオランダ王国からの分離を果たし、ヨーロッパ列強各国の協力のもと独立国家ベルギーがようやく創設されたのです。今日のベルギーは立憲君主国で、フランダース、ワロン、ブリュッセル首都圏の3地方からなり、議会民主制を敷いています。1831年7月21日に初代ベルギー国王が憲法発布の宣誓を行いました。そのため、現在この日は「国民の日」(National Day)の祝日となっています。国是は「統一の中に力あり」。国旗のデザインは黒、黄、赤のタテ3色分割です。
ふたたび歴史をさかのぼる
今日、ブリュッセルは、フランダースとベルギーと欧州連合の首都を兼ねています。フランダースの地方史もベルギーの国史も、「北ヨーロッパの中央」という地理的条件に大きく影響を受けています。この立地条件こそ、戦時にも平時にも数千年以上に渡って常に人々を迎え入れ、フランダースがヨーロッパの商業、文化、言語の十字路となった所以です。
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