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2008 年 11月 21 日
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商品の輸入と再配分
   
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フランダースは、ヨーロッパの中心に位置することや、そのロジスティック・インフラストラクチャーにより、ヨーロッパ市場内でより広範な輸入品ディストリビューションを展開するための主要地域です。
その結果、この地方は、輸入品に関しては、他のEU国に向けたものであるかEU外に向けたものであるかにかかわらず、柔軟な法律システムと税処置を発展させてきました。

この章は、フランダースに品物を輸入する必要のある外国人投資家のための法と税に関する概要です。


輸入品に対する関税と手続き

フランダースは、関税同盟をなす欧州連合(EU)のメンバー国の一部です。
これは次のことを意味します。1)関税同盟国内では、どのような関税も貿易制限規則も適用されません。2)他の国との貿易関係に関しては、共同関税が一つあります。加盟国間の貿易は、イントラ・コミュニティー貿易と名づけられ、関税の対象にはなりません。他の国との貿易は輸入 / 輸出となり、関税対象となります。

関税に加えて、輸入品には国税も課されます。これらの国税は、EU加盟国によって変り、付加価値税、国内消費税といったものが含まれます。

税関当局は警察と共に、輸出入品をコントロールすると同時に、関税を集める責任を負っています。フランダースでは、連邦公共サービスの―財政―関税と国内消費税当局がこの仕事を行っています。
(www.belgium.fgov.beをご覧下さい。).

EU外の国からの品物の輸入に対して、どのように関税が課されるのでしょうか?
関税は、EU調和規模に従って徴収されます。ベルギーはEU関税同盟国の一部を成しています。EU関税同盟国内では、品物はEUへの輸入時に関税コントロールの対象となります。また、輸入に課される関税(特定の国税を除く)は、EUを通じて同じです。
品物の性質、価値、出所に基づいて関税が課されます。EU調和レートによって、各品物の種類に適用可能なレートが決定されます。さらに、割り当て量に関連するまたは関連しない、一連の免税、一時的保留、関税軽減が適用されます。
すべての可能性が、ベルギー政府によって発行された「応用関税」ドキュメントに、様々な法的条件と付属的条件と一緒に一覧になっています。

ベルギーを通してEUに品物を輸入する利点は何ですか?
ベルギーは、ドイツ、フランス、ルクセンブルグおよび他のEU国で品物配給をするためのゲートウェイです。これは、品物の輸入やディストリビューションに適用できる柔軟な規則の結果です。さらに、ベルギーはEUの加盟国であり、会社は、関税法に関するヨーロッパ規模での輸入決定とディストリビューション裁定を、ベルギー税関当局から得ることができます。裁定は、品物の性質、その価値、出所、そして、ヨーロッパ規模での税関倉庫、他の許可を分類化することによって得られます。

品物の関税価値はどのように決定されますか?
輸入品の関税価値を決めるための根拠となるのは、その取引価値です。関税評価規則とは、世界貿易機構の関税評価協定と一致するEUの規則です。そのような取引価値が入手でない場合、またはすべての必要条件が満たされていない場合は、規則によって、他のどの評価方法が使用されるべきかが定められます。農業品や国内消費税品といったいくつかのケースにおいては、固定量関税が、品物の輸入量に対して適用されます。

ベルギーに入る品物に対する最初の関税は何ですか?
品物がEUの関税領域に入った瞬間から、それらは税関管理の対象となり、税関事務所へ持ってゆかれるか、または税関当局に承認された場所へと移されなければなりません。品物が海洋輸送される場合は、税関に承認された場所で45日間保管されることがあります。
他の手段で輸送された場合、20日間保管されます。その後、税関が承認する処置、つまり、輸入または、関税(免税)手続き登録のために、品物が申告されなければなりません。

ベルギーへの輸入に加え、EU国へ品物を輸入するための通関手続きは何ですか?
税の支払いを要する輸入以外に、通関手続きには、次の免税手続きが含まれています。
1. 消費のための許可
2. 通過または一時的入国
3. 税関倉庫
4. 内部処理
5. 税関管理下の手続き
これらの各手続きについては、下で述べます。
免税を確実なものするために、会社は、上記の税関が行う承認処理の一つに従って品物を保管しなければなりません。

- 消費のための許可

輸入をするためには、品物の申告はどこでしますか?
申告は、公式のEU関税国境事務所―海港、空港またはベルギーの関税事務書で行われます。申告が国内で行われる場合、次のような手続きが適用されます。品物はEUに入ると同時に、国内の申告事務所に持って行かれます。その後、品物は適切な文書に裏付けられて輸送されます。申告が有効化されると、輸入品にかかる関税と付加価値税を輸入事務所で支払います。申告する会社は、関税代理人を用いるか、銀行預金をする、または、関税および国内消費税の当局許可を得ることによって、税金の延納を認められます。この支払いと輸入付加価値税の延納を混同してはいけません。この輸入付加価値税の延納は当局が許可を与えるもので、与納金を払い、ベルギー付加価値税番号をもつ会社に与えられるものです。一定の条件が満たされれば(例えば3年のデッドライン)、品物に変化が与えられなかった場合、再輸入の際に免税されることがあります。

どのような状況下で適用手続きが略化されるのでしょうか?
税関認可に関し、輸入の時点で略化手続きが適用されることがあります。略化手続きは、税関当局が物質的にチェックしない品物の許可をする際に認められます。

外国企業は、どこで輸入問題についての有効な拘束裁定を得ることができますか?
外国企業は、ベルギー中央税関当局から、輸入品の関税コード、品物の出所、品物の関税評価、税関倉庫、他の関税処理手続きといった問題に関するヨーロッパ拘束裁定を得ることができるということに注意をしなければなりません。これらの裁決はEU全体で適用されます。

品物は、どのように消費のために発売されますか?
品物の輸入申告が税関当局に受け入られた場合、品物は消費のためにEU内に発売されます。
関税(そして、付加価値税や国内消費税といったその他の国税)が支払われ、他の輸入必要条件(割り当て量や公衆衛生上の必要条件といった非関税基準)が満たされているという条件で、輸入申告は受け入れられます。

品物が消費のために発売される時、付加価値税が及ぼす影響は何ですか?
品物が発売される時に、付加価値税を支払わなければなりません。ベルギーの貿易規則に準じ、品物がすぐに別のEU国に供給される場合は、輸入付加価値税が免税されます。また同様に、品物が付加価値税倉庫として知られる倉庫手続きのもとにある場合、輸入付加価値税の免税が適用されます。さらに、国内消費税をすぐに支払わなくても(例えば、財務上の倉庫に品物が貯えられれていることによる、支払いの一時保留)、消費のために品物が発売されるようにする手続きがあります。

どのような状況下で、輸入付加価値税が免税されたり、払い戻されたり、送金されたりするのでしょうか?
会社は、輸入の時点において、輸入付加価値税に対する免税を得ることができます。品物がたとえベルギーに残っているとしても、これは当てはまります。ベルギー付加価値税番号と共に会社(非居住の会社も含める)に与えられる特別な認可は、これらの会社がベルギー輸入付加価値税の払い戻しを申告できるようにし、控除可能な付加価値税(キャッシュ・フローなしの、仮想支払)と同様の付加価値税額を申告できるようにします。このシステムを適用するために、税関当局は、輸入付加価値税の限られた前支払いのみを要求します。いくつかのケースにおいては、付加価値税と輸入税の払い戻し、または送金も可能です。このシステムは、例えば、輸入者に引き渡される前に避けられない事故によって破損された品物、または、購入契約と一致しないという理由で拒否された品物に適用されます。

どのような状況下で、関税支払いは延期されますか?
輸入は、通関手続きのもとでの輸入品の関税支払いによって始まります。しかし、輸入者がEU圏内で消費マーケットに品物を発売するまで、このような税金の支払いが延期される場合があります。

他にどのような種類の輸入税が、ベルギーに入る品物に課せられますか?
品物がEUに輸入された時に、いくつかの他の輸入税が課されます。
これらの税は、国内消費税、エネルギー税などを含みます。倉庫設備は、これらの税金の支払いを避ける、または延ばすために使われます。

2. 通過および一時的入国

品物は税関の監視のもとでどのように輸送されますか?
通過システムとは、輸入上のすべての税が保留状態のままで、EU全領域、EFTA国(アイスランド、ノルウェー、リヒテンシュタインおよびスイス)そして、VISEGRAD国(チェコ共和国、ハンガリー、ポーランドおよびスロヴァキア)に品物が輸送されるようにするものです。
このような通過のためには、共同体通過申告または「T文書」が要求されます。品物と申告書は出発場所の事務所に提示され、それから行き先の事務所まで運ばれなくてはなりません。
全経路をカバーする品物に関連する納金(輸入税相応の金額)が支払わなければなりません。納金は、輸送が完了した時に払い戻されます。品物の関税ステータスによって、非共同体品物―T1(外部通過手続き)―と共同体品物―T2(内部通過手続き)に分けられます。

どのようにして、輸入貿易見本市のために輸入税を払うことなしに品物を輸入することができますか?
どのような変化も加えずに、再輸出される品物であるという条件で、品物は、輸入税から完全にまたは部分的に免税を受けることができます。出発国(アメリカ合衆国)で発行された「通過教会記録簿」は、一時的入国に関して、EU関税書類と置きかえることができます。

3. 税関倉庫

税関倉庫とは何ですか?
税関倉庫とは、輸入税、付加価値税、他の輸入税、非関税貿易政策措置の対象とならずに、輸入品物が貯えられる設備です。民間の保税倉庫は、会社によって運営されているもので、国のいたるところにあります。公共の保税倉庫は、税関当局または公共体によって運営されているもので、事業は主要都市で利用することができます。

どのような種類の民間保税倉庫があり、それらはどのような状況のもとで品物の保管のために使われますか?
保税倉庫は、税の支払いが保留されている間の品物の保管を容易にするものです。これは、品物がEU内で消費のために発売されないうちは、輸入税は支払われなくてもよいということを意味します。品物がEU外の目的地に直接に輸出される場合は、税を支払う必要はありません。3つの民間保税倉庫があります。C(標準)、D(品物が入るときに税関が評価をするためのもの)、そしてE(非物質倉庫。保税品物は、倉庫保管者によるすべての保管施設と、税関承認の倉庫に貯えられる。)税関当局は、倉庫保管者による保管品の動向記録を管理するだけです。

どのような種類の公的な保税倉庫があり、それらはどのような状況のもとで品物の保管のために使われますか?
公的な保税倉庫には3つのタイプがあります。つまり、Aタイプ、Bタイプ、Fタイプです。
Aタイプの保税倉庫においては、税関当局は、倉庫保管者の保管品記録に基づいて監視を行います。
Bタイプでは、通関手続き文書に基づいていて監視が行われます。
Fタイプの保税倉庫は、税関当局が、直接、監視を行います。

他にはどのような種類の倉庫があり、どのような状況のもとで品物の保管に使われるのでしょうか?
非EU品物も、品物が消費のために発売されるとき、付加価値税倉庫、または財務倉庫に保管されます。これにより、輸入付加価値税または国内消費税を支払うことなしに、免税品を保管することができます。

4. 内部処理

内部処理手続きとは何ですか?
内部処理手続きは、処理の済んだ品物をEU外へ輸出する目的で、輸入品をEU関税圏で処理操作できるようにする関税協定です。
処理操作は、輸入品の価値を上げる産業上の品質改良または品質改造であり得ますが、それほど経済的な影響を与えない、微調整や修理あるいは改良のような小さな操作も含まれ得ます。

どのような種類の品物が内部処理手続きの対象となりますか?
この手続きの対象となる品物は以下の通りです。
" 関税、非関税輸入措置の対象になっておらず、加工製品の形態をとり、EU関税圏から輸出されることになっているすべての非EU品物(いくつかの農業製品においてのみ制限が適応されます)。この手続きは「保留システム」と呼ばれます。
" 輸入の際に輸入税が支払われ、消費のためにすでに発売され、加工製品の形態で品物がEUから輸出されるときに、その輸入税を払い戻される品物。このシステムは、「引き戻しシステム」と呼ばれています。この税関手続きは、契約者が輸入品の所有者のままであるときにも適用されます。

5. 税関管理下での手続き

どのような状況下で、品物は税関管理下での手続きの対象となるのでしょうか?
税関管理下での手続きとは、非EU品物が、輸入税または非輸入関税措置の対象になることなしにEU関税圏に輸入されるようにする手続きです。性質や状態を変える操作を品物に施すことができ、輸入品に適用されるレートよりも低い新製品用の関税レートを用いて、新しい製品を消費のために発売することができます。


共同体内供給と、輸入品の輸出

輸入品は、なぜ品物が他の加盟国に供給(共同体内貿易)される場合に非常に有利になるのでしょうか? 別のEU加盟国を目的地としてベルギーに輸入された品物は、国内の輸入税(付加価値税、国内消費税など)の対象となりません。

ベルギーから品物を輸出することの利点は何ですか?
ベルギーからEU外の国への輸出には、いくつかの利点があります。輸出品は、他の利点に加えて、国内消費税の免税、付加価値税の免税を受けることができ、そしてEUからの農業製品のいくつかに関しては還付金を受けることができます。

ベルギーの輸出規制は何ですか?
輸出手続は、EU関税圏の外への輸出を管理するものです。EUの規則に従い、概して、輸入者が事業を営む場所を管理する担当関税事務所、または品物が梱包されて出発の準備ができている運送車に積まれている場所を管理する担当税関事務所で、輸出申告は行わなければなりません。輸出者とは、代表者として申告をする者、そして品物の持ち主であるか、同様の権利を品物に対して持つ者です。
一般的に、請求書のコピーや、例えば輸入許可証、または輸出証明書といった付属書類を完備した関税申告をすることによって、手続きは完了します。

一時的に輸出されていた品物は、それらが返される時に輸入税の対象になりますか?
品物は、一時的に輸出され得ます。例えば、展示のため、または試用目的で外国に引き渡されるためです。輸出申告が正確に提出されていれば、再輸入に関しては輸入税が免税されます。「航空輸送教会記録簿」は一時的に輸出申告と置きかえることができます。

農業輸出品はどのように扱われますか?
ヨーロッパの農業品とヨーロッパで処理された農業品(処理された品物が非EU品を含んでいても)に対しては、農業輸出基金が許可されます。

輸出された品物のための外部処理手続きとは何ですか?
外部処理手続きとは、次のような状況にある品物の輸入時にかかる輸入税を、部分的あるいは全面的に免税するものです。つまり、処理作業を施し、その後、処理された品物がEU内で消費のために発売されるという目的で、EUから一時的に輸出されたEU品です。


販売活動に関する選択肢

ベルギーでの販売活動を始めるにあたり、どのような選択肢がありますか? 
ベルギーでは、第三者を介して販売活動を始めるにあたり、いくつかの選択肢を利用することができます。主要な仲介人の選択肢として、代理店契約、ディストリビューション契約、フランチャイズ契約があります。

代理店契約とは何ですか?
代理店契約は、代理者と元本との間に交わされる契約です。代理者は、恒久的な基礎で元本の製品を販売促進し販売する、独立した商業仲介人です。公示代理者は、元本の代理となることを明らかにします。代理者は、単に品物の供給業者へ注文をするだけで、販売実体と契約を結びません。
代理人は、品物の輸入者として行動することはできません。公示代理人の場合、元本 / 所有者が、品物の輸入者としての役目を果たさなければなりません。非公示代理者は、その元本を明らかにしません。しかしながら、この代理人は、自分の名前において、品物の元本 / 所有者の代理となります。
非公示代理人は、顧客と契約を結び、品物の輸入者としての役割を果たすことができます。

代理店契約はどのように規制されますか?
代理店契約のステータスは、ヨーロッパの法令により、柔軟な方法で規制されています。
法律には、代理店と元本に関する規則と義務が述べられています。
特に、コミッションの権利、コミッションの金額はどのように決められるか、どのように代理店契約が終了されるかを決定する規則が扱われています。

ディストリビューション契約とは何ですか?
ディストリビューション契約とは、品物の配給業者と、製造業者または供給業者と間に交わされる契約のことです。配給業者は、自分自身の名前と利益において、製造業者や供給業者から得た製品を顧客に販売します。
配給業者は、品物の輸入者としての役割を果たすことはできません。配給業者の機能とリスクに関しては限りがあり、配給業者は小さな販売マージンを得る権利を持ちます。

ベルギーの法律では、どのようにディストリビューション契約を規制しますか?
ベルギーの法律では、ディストリビューション契約に関する規制はありませんが、契約終了に関するいくつかの非常に特定な規則があります。関係当事者は、一般的な法の原則や公序の通常範囲内で、両者が妥当であると見なす契約期間や関係条件に同意する権利を持ちます。
原則的に次のような場合に限り、元本による契約終了に関する特別保護が卸売り業者に与えられます。ディストリビューション契約が独占的、半独占的であったり、相当の義務が配給業者に課されているために配給業者が契約終了の際に非常に困難なことになる場合です。この法律には、卸売り業者に与えらる理にかなった通知期間、または支払われるべき妥当な補償について明記してあります。
卸売り業者がこの保護を受けられることを保証する、特別の規則が法律に組み入られました。

フランチャイズ契約に関して、ベルギーではどのような規則がありますか?
ベルギーの法律下では、フランチャイズを律する特定の規則はありません。一般的な契約法の原則と公序の枠内で、関係当事者は望む通りの契約を結ぶことができます。


更新日 29/11/2005 |  この記事を印刷する |  この記事を送信する トップに戻る
 
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